JIA全国大会2010九州大会(その2)
- 2010/10/14
- 21:59
博多から小倉に戻って、住宅部会の会議まで少し時間があったので、私だけで小倉市役所近くにある、北九州市立中央図書館に行ってきました。
この周辺には小倉城や紫川があり、緑豊かな市民の憩いの場所になっているようです。
北九州市立中央図書館は、建築家・磯崎新氏の設計により1974年に竣工した建物で、彼の初期の代表作とも言われています。


この建物は、青銅葺きのヴォールト屋根(カマボコ型)が特徴的で、周囲の緑とによく調和しているのですが、個人的に一番良いなと思っていたのは、その内部空間。

これはエントランスから、2階の閲覧室を見ている写真。
リブのついたプレキャストコンクリートのフレームが連続する空間は、その素材とはうらはらに、教会のような神聖さ、美しさを感じさせます。これは海の博物館の収蔵庫(設計:内藤廣)にも通じるところがある気がするなあ。
年月がたった今でも、古さを感じさせず、たくさんの人が利用している建築、という点ではひじょうに素晴らしいことだと思います。
時間がなかったけど、行って、この空間を体験できてよかった。。
磯崎さんの建築が全て好きなわけではないのだけど、ここは見てみたかったので。。
さてこの後、住宅部会の会議、そして最後の旅となりましたが、それはまた・その3にて。。
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この周辺には小倉城や紫川があり、緑豊かな市民の憩いの場所になっているようです。
北九州市立中央図書館は、建築家・磯崎新氏の設計により1974年に竣工した建物で、彼の初期の代表作とも言われています。


この建物は、青銅葺きのヴォールト屋根(カマボコ型)が特徴的で、周囲の緑とによく調和しているのですが、個人的に一番良いなと思っていたのは、その内部空間。

これはエントランスから、2階の閲覧室を見ている写真。
リブのついたプレキャストコンクリートのフレームが連続する空間は、その素材とはうらはらに、教会のような神聖さ、美しさを感じさせます。これは海の博物館の収蔵庫(設計:内藤廣)にも通じるところがある気がするなあ。
年月がたった今でも、古さを感じさせず、たくさんの人が利用している建築、という点ではひじょうに素晴らしいことだと思います。
時間がなかったけど、行って、この空間を体験できてよかった。。
磯崎さんの建築が全て好きなわけではないのだけど、ここは見てみたかったので。。
さてこの後、住宅部会の会議、そして最後の旅となりましたが、それはまた・その3にて。。

- テーマ:住まい
- ジャンル:ライフ
- カテゴリ:日本建築家協会
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